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和顔愛語(わげんあいご)

  • 2006年11月1日
  • 読了時間: 1分

 今年の日本シリーズは、日ハムが中日有利の予想を覆し、4勝1敗の成績で日本一の栄冠を手にした。


 今シリーズの特徴は、新庄という笑顔が素敵な一人の選手の存在だろう。札幌ドーム最後の試合が、引退の花道となり最高の舞台となった。その前兆は、名古屋ドームの初戦にあったように思う。いつも笑顔で守備についている新庄の姿に、勝利の女神が微笑むような雰囲気があった。


 今までなら、真剣勝負の試合で白い歯を見せるのはタブーであった。まして負け試合に、笑っているとは何事だとの批判があると思っていたら、そんな批判は一切でなかった。これは、新庄個人のキャラクターだから許されるのか、それとも日本社会の価値観が変わったのか興味がある。



 仏教には、和顔愛語(なごやかな顔、愛情ある言葉で人に摂すること)という言葉があるが、彼の笑顔はぴったりである。これからの日本も、和顔愛語の似合う国になってほしいものである。

 
 

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