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宮城の感染爆発

2021年3月31日
読了時間: 2分

3月25日、コロナウイルス感染拡大の最中、東京五輪の「聖火リレー」が福島原発事故収束作業の拠点となった、サッカーの聖地「Jヴィレッジ」を出発した。大会理念である復興五輪のスタート地点としては、東日本大震災からの復興を世界へアピールする場所として、ふさわしいと言えるだろう。 「聖火リレー」は、感染防止対策が取られているとはいえ、人出が多く結構密な所が見受けられるので、2週間後が心配である。宮城県が感染爆発で苦しんでいるだけに、二の舞だけは避けてほしいものである。その宮城県は、2月8日に時短営業を解除し、2週間後の2月23日にはGoToイートを再開し、経済優先に舵を切った。その結果、全国一の感染率となり慌てて感染防止策を講じたが、後の祭りである。 なぜ感染爆発が起きたのか、その一番の要因は早すぎるGoToイート再開であると考えている。村井知事のこの発表を聞いた時、時短営業を解除したばかりなのに、またGoToイートでアクセルを踏むのかと、強く違和感を感じたことを覚えている。知事としては、飲食業の窮状を考えての事であったと思うが、卒業式等の行事の多い3月、ましてや全国から多くの人の来訪が予想される震災10年の節目を考えると、時期尚早であったといえる。 宮城県の3月30日現在の感染者数は5838人、死者数は31人と、死亡率は死者0の島根県を除けば全国最低となっている。同じ5000人台の静岡県の死者数が118人、広島県が106人と比較すると圧倒的に少ないのが分かる。なぜこれほど死者数が少ないのか、県の担当者は「明確な理由は分からないが、重症化させない適切な治療が行われている結果ではないか」と言っている。マスコミでは、感染者数と感染率は報道されるが、死者の数は大切と言いながらも、死亡率が報道されることはほとんどない。 宮城県の感染率最高だけではなく、死亡率がなぜ最低なのかを、マスコミにはぜひ解明してもらいたいと思っている。

 
 

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