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聖火リレー

  • 2008年5月7日
  • 読了時間: 1分

2008年8月8日午後8時は、北京オリンピック開会式の日時である。8が4つとカルテットである。易の世界で8は、末広がりで縁起の良い数字といわれている。


 しかし、4つも続くと良すぎて心配であったが、案の定聖火リレーで躓いた。チベット問題を四方八方に広げる、政火リレーに変質してしまった。中国は、易の本家であるが、余りに縁起を担ぎすぎた。ようするに、欲が深すぎたのである。それを象徴するのが、聖火のチョモランマ(エヴェレスト)登頂である。チベット民族にとって聖なる山、母なる山を征服、一つの中国を演出するつもりなのだろうが、こんなパフォーマンスは逆効果である。中国に対する違和感、嫌悪感を広げるだけである。

 中国が、本当に大国ならば、もう少しチベットに配慮すべきである。チベット族の心情を逆撫でするような行為は、厳に慎まなければならない。オリンピックは、スポーツの祭典であると同時に、民族の祭典でもある。チベット族は仏教徒、仏教には少欲知足(欲少なくして足るを知る)の教えがある。少数民族であっても、「一寸の虫にも五分の魂」である。


 多欲不知足(欲多くして足るを知らず)の漢民族とは、水と油である。聖火は、まさに煩悩の炎となってしまった。

 
 

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