top of page

奇想天外

  • 2016年2月29日
  • 読了時間: 2分

2月20日、日本の外務省は、ソウルで20日・21日の両日開催予定の、東日本大震災復興キャンペーンイベントの中止を発表した。この行事は、福島県・宮城県・青森県の名産品を紹介し、震災から5年の復興をアピールする場であったが、当日にドタキャンされてしまった。その理由は、韓国の市民団体による、福島第一原発事故で汚染されたとする、東北の物産販売に対する抗議活動である。一昨年も、ソウルのロッテホテルが、日本大使館主催の行事をドタキャンした前例があるだけに、またかという思いである。

 それにしても、日本外務省の韓国リスクに対する、危機管理能力には疑問符が付く。これまで、一生懸命準備してきた関係者にとっては、青天の霹靂でしかない。韓国との約束は、一筋縄では行かないことを、改めて思い知らされた。昨年12月に最終合意した、「慰安婦問題」も心配である。もし、この合意がキャンセルされるような事態になれば、日韓関係は戦後最悪になるだろう。

 日韓関係を難しくしている要因に、韓国の徹底した反日教育がある。例えば、「小日本」と称して、日本は韓国より小さい国であるという、事実ではない教育がなされてきた。ことさら、日本の国土を小さく描き、韓国より小さく見せる、韓国特製地図である。実際の韓国の国土は、98,480k㎡で北海道より少し大きい程度で、日本の4分に1しかない。この特製地図を信じた韓国人が訪日し、タクシーに日本一周を依頼したが、断られたという信じられない話がある。確かに、北海道ぐらいならば、何とかタクシーで一周できるだろうが、こんな奇想天外な発想を生んだ、韓国特製地図は罪作りである。行き過ぎた反日教育は、因果応報、様々な分野に悪果となって戻ってくるだろう。

 こんな日韓関係だが、明るい兆しも見えている。それは、昨年の訪日観光客NO1の国は、韓国である。自分の目で見れば、等身大の日本が判る。「百聞は一見に如かず」である。

 
 

最新記事

すべて表示
イラン攻撃に想う

5月28日、アメリカによるイラン攻撃から3ケ月、今だに先行きの見えない状況が続いている。3月の高市首相訪米の折、トランプ大統領は「望めば2秒でこの事態を終わらせることができる」と豪語したことが思い出される。しかい、毎日のように発言が変わり、ディールの達人の手腕が問われている。トランプ大統領のディールは、したたかなイランとの交渉に行き詰まり、焦りの見える今日この頃である。ホルムズ海峡の閉鎖は、世界中

 
 
豊臣兄弟

4月26日、今年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟」、第16回は「覚悟の比叡山」のタイトルであった。織田信長による比叡山焼き討ちは、前回の「姉川の戦い」(1570)の翌年に起こった。当時の比叡山は、有力大名のような軍事力・経済力を持ち、信長と敵対関係にあった。姉川の戦いは、織田・徳川の連合軍と浅井・朝倉連合軍の戦いであり、まれにみる凄惨な戦いで姉川が血で真っ赤に染まったと言われている。この戦いに敗れた浅

 
 
お彼岸に想う

3月17日は彼岸入り、期間中は天候に恵まれ先祖のお墓参りに多くの人が訪れた。今年の特徴は、前半が少なく中日以後に多く、例年とは少々様子が違った春彼岸であった。お彼岸は、春と秋と2回あり中日を挟んで前後各3日の7日間で、平安時代から続く日本独特の仏教行事である。それでは、なぜ7日間なのか、なぜ中日なのか、そこには仏教のスローガンである「成仏」「中道」の意義が込められている。先祖のお墓参りも大切だが、

 
 
bottom of page