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式年遷宮

  • 2012年6月27日
  • 読了時間: 2分

6月8日、パワースポットNO1の伊勢神宮を、久し振りに訪れた。平成25年の第62回式年遷宮を迎えるため、新社殿造営の真っ最中であった。


 伊勢神宮の式年遷宮は、20年ごとなのでかれこれ1200年以上の伝統がある。しかし、りっぱな社殿を20年ごとに造りかえるとは、なんと贅沢なことだろう。環境問題がクローズアップされる昨今、ヒノキの大木をこれだけ準備し、建て替えなければならない意味合いを、考える時期にきているのではないだろうか。式年とは「式年祭を行う年」であり、遷宮とは「神様が新しい社殿に遷座する」ことであり、なぜ20年に一回なのか理由がよくわからない。伊勢神宮のホームページに、遷宮は「物と技と心が継承される」ことである、と書かれて所から拝察すれば、技の継承の必要性から生まれた年数なのかも知れない。

 1200年前の日本人の平均寿命が、今の半分の40才と考えれば、20年に一度の建て替えは合理性がある。しかし、人生80年になった現在、40年に一度でも技の継承は、できるのではないだろうか。そんなことを考えさせられた内宮参拝であった。その後、外宮に立ち寄り、驚きの光景を目にした。それは、外宮前に大きな十字架を掲げた教会が、建っていたことである。聖地の目の前に、他宗教の建物を許可する国は、世界広しといえども、なかなかないだろう。日本という国は、なんと宗教に寛容なのだろうと、妙に感心してしまった。しかしよく考えれば、キリストも八百万の神の一人なのかも知れない。


 日本の歴史と伝統、そして日本人の宗教観について、思いを馳せる一日となった。

 
 

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