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大相撲

  • 2007年9月1日
  • 読了時間: 1分

 日本のスポーツは、明治以来「型」にはまった従順な選手を養成する事に、重点をおいてきた。その元型である大相撲に、激震が走っている。横綱朝青龍の仮病疑惑から始まった、一連の騒動である。この問題の発端が、相撲ではなくサッカーであったことが、興味深い。サッカーは、型にはまらない意外性が求められるが、相撲は型が重んじられる。そして、横綱の奉納土俵入が行われるように、日本の民族宗教神道と深く結びついている。プロスポーツでありながら、宗教行事である大相撲、この微妙なバランスを取らなければ、今の大相撲は成り立たない。


 プロスポーツは普通シーズンオフがあるが、生き神様である横綱にシーズンオフはない、滅私奉公・昼夜常精進が求められる。横綱在任中は、この難しい役割を演じ続けなければ、大横綱にはなれない。神事としての大相撲を、モンゴルから来た従順でない朝青龍に理解させるのは至難の技である。それにしても、楽しそうにサッカーを興じている映像は、耐える姿に美しさを感じる日本人には、刺激的であった。



 この騒動が、国際化する大相撲改革のゴールになるか、自滅のオウンゴールのなるか、気がかりである。

 
 

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