1月28日、東北楽天はマー君こと田中将大投手の入団を発表した。田中投手は、2013年に東北楽天を日本一に導いた立役者である。そして、前人未到の24勝0敗の大記録を作ったことでも知られている。この記録は、東北楽天のリーグ優勝時の勝敗記録、82勝59敗3分貯金23なので、田中投手一人で稼いだことになる。この数字を見れば、田中投手の獅子奮迅の活躍が、いかに大きかったかが分かる。
そのマー君が、名門ニューヨークヤンキースから8年ぶりに戻ってくるのだから、地元宮城県民にとっては、盆と正月が一緒に来たようなものである。いつかは戻ってくれると思っていたが、こんなに早くなるとはまさかで、アメリカの感染爆発がなければ実現しなかったであろう。そして、震災から10年の節目というのも、何か不思議な因縁を感じる。2021年は、コロナ退散を願いながら、日本一のあの感動を、もう一度味わいたいものである。
昨年2020年はオリンピックイヤーで、当山にとってもめでたい年になるはずであったが、コロナで多大な迷惑を被った。それは、日蓮聖人御降誕八百年記念事業で建立した山門の落慶式を、4月に予定していたが全国に非常事態宣言が出されて、中止に追い込まれてしまった。再度10月に計画したが、この時も宮城の感染者が急増したので、中止を余儀なくされた。
今年に入っても、コロナ収束の見通しが立たない中、熟慮の結果日蓮聖人御降誕八百年の正当である2月16日(日蓮聖人の誕生日)に、規模を大幅に縮小して挙行することにした。そして、落慶式の模様をホームページで公開することにし、コロナ禍の落慶式として記録に残すことにした。
日蓮聖人(1222~1282)が活躍した13世紀、庶民は疫病・飢饉で苦しめられたが、最大の国難は1274年の文永の役と1281年の弘安の役の2度の蒙古(中国)襲来であった。今回のコロナも中国からもたらされたことを考えると、800年の時を経ても国難の元凶は変わらないようである。
