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  • ohuchi8
  • 2013年3月2日
  • 読了時間: 2分

2月28日、ローマ法王ベネデイクト16世が退位した。自ら退位を決めた法王は、600年ぶりとのことで、合理的なドイツ人法王らしい。一方、イタリア総選挙の結果は、過半数を獲得した政党がなく、しばらく混迷が続きそうである。混迷の元凶であるベルルスコーニ前首相は、引退する気はさらさらないようである。彼に引導を渡せるのは、どうもローマ法王しかいないようである。ローマ帝国を築いた末裔の、このイタリア人はなかなかしぶとい。EUを作る時、イタリアを入れるかどうかもめ、当時のドイツのコール首相が、ローマ法王庁があるイタリアを外せないということで、イタリアは加盟できた。そんな経緯を考えると、ローマ法王の権威が、いかに絶大かがわかる。それは、キリストはローマ人によって磔にされ、ローマ人によってヨーロッパ全土に広められた歴史に由来する。日本人には、なかなか理解しづらい歴史である。そんなイタリアと日本には、決められない政治の国という、意外な共通点がある。しかし、日本は昨年末安倍政権が発足し、一足早く決められない政治を卒業した。アベノミクスのお陰で、ようやく日本経済は復活の兆しがみえてきた。2~3年後には、元気な日本を取り戻すことが出来るだろう。一方、イタリアは先がみえない。新法王を決める集まりを「コンクラーベ」というが、イタリア政界では新首相を決める「根比べ」が始まっている。世界経済への影響を考えると、「ローマの休日」は映画の中だけにしてほしいものである。

  • ohuchi8
  • 2013年1月30日
  • 読了時間: 2分

1月19日、昭和の大横綱大鵬が72歳で亡くなった。大鵬は、史上最高の優勝32回、「巨人・大鵬・卵焼き」といわれ、高度成長時代に一世を風靡した。身長186センチ体重153キロ、力士として理想的な体形であった。今場所優勝した日馬富士は、身長185センチ体重133キロなので、あと10~15キロ増量する必要がある。そうすれば、安定した成績が残せる横綱になるだろう。力士の身長と体重の関係は、一般人の理想体重の2倍前後が理想であり、3倍を超えた小錦・山本山は動けなくなり力士生命を絶たれた。


リーマンショックの後、NHK特集で「なぜリーマンショックが起きたのか」が放送され、その中で、世界のGDPの3倍180兆ドルを超えて起きたと解説していた。その番組を見てて、お金も力士と同じように3倍を超えると、動けなくなるのかと不思議に思ったものである。この番組は、人間の肉体と人間の作り出したお金の意外な関係を気付かせてくれた、記憶に残る番組であった。


巷では、財政赤字の日本はギリシャのようになると喧伝されるが、GDPの2倍程度の借金ならば力士の体重と同じで、大丈夫だと思っている。なぜなら、日本経済は筋肉太りの力士型、ギリシャは脂肪太りのデブキャラ型なので中身が違う。力士の体形を数百年かけて作りあげてきた日本人の知恵は、経済にも生きている。今は、日馬富士の体重のようにお金を増量し、円高デフレから脱却する事の方がより大切である。そして、大鵬時代の元気な経済を、取り戻さなければならない。20年続いたデフレの垢を落とし、デフレ信仰からインフレ信仰に宗旨替えが必要である。大相撲には、経済活性化のヒントが隠されている。たかが大相撲されど大相撲である。


浜田宏一著「アメリカは日本経済の復活を知っている」を読んで、その感を一層深くした。

  • ohuchi8
  • 2012年12月30日
  • 読了時間: 2分

12月26日、デフレ脱却を目指す、安倍晋三首相が誕生した。戦後復興の礎を築いた、吉田茂元首相以来の再登板である。安倍首相には、失われた20年を終わらせ、日本再生の舵取りが託された。御祝儀相場ということもあるが、円安で株価も上がりまずは順調な船出である。来年のことをいうと鬼が笑うが、正月明けが楽しみである。これまで円高で苦しんでいきた輸出関連企業に元気が出てくれば、日本復活の足掛かりになるだろう。そして、今までやられっぱなしだった中国や韓国との関係にも、よい影響を及ぼすはずである。野田政権は、財政規律に重点を置き、消費税増税を決めただけで、成長戦略がなおざりにされた。こんなに景気が悪いのに、増税だけを行う政権に、12月16日の総選挙で、国民はノーの審判を下した。


大相撲の力士は、一般人の理想体重の倍が理想体重で、ただのデブではない。しかし、3倍を超えると小錦や山本山のように身動きが取れなくなり、力士生命が絶たれる。国の借金も、GDP(国内総生産)の倍で大変だといわれるが、力士の体重に鑑みれば、3倍を超えない借金ならば許容範囲内である。借金を増やす安倍ノミクスを実行する余地は、まだ残されている。この賭けに勝てれば、日本再生が現実のものになる。このチャンスを生かすべく、安倍首相には不惜身命の覚悟で、成長戦略のアクセル踏んでもらいたい。奇しくも、安倍の倍は「ばい」である。来年、株価が倍になることを期待し、正月を迎えよう。                                                         


正月の夢が、正夢になるのか夢のまた夢に終わるのか、それは神のみぞ知るである。

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