5月27日、本国寺報恩法要が多くの檀信徒参列のもと、盛大裡に挙行された。
当日は、快晴無風気温23度の絶好の法要日和となり、最高のプレゼントとなった。お祖師様に感謝である。今回の法要は、当山を昭和10年に創建した祖母の第33回忌、昭和45年に本堂、昭和53年に満願堂、昭和60年に位牌堂・書院・庫裡を建立し当山興隆の土台を築きあげた師父の1周忌、その師父を支えたよき寺庭婦人であった母の第7回忌を期して営まれた。本堂で3人の法要を営み、その後ホテルに場所を移し偲ぶ会を催し、本国寺77年の歩みを映像で紹介した。
当山は新しい檀家が多いので、お寺の歴史を知ってもらうよい機会になったと同時に、檀信徒のよい交流の場となり、大いに盛り上がった。少子高齢・人口減少社会が続く時代には、檀信徒をより大切にし絆を深める寺門経営が求められる。人口ボーナスから人口オーナス時代への転換は、お寺にとっても大きな脅威となる。檀信徒が、右肩上がりで増加してきた時代は終焉をむかえ、これからは減少の一途を辿る時代である。そんな時代を予測し、立教開宗750年(2002年)を記念して作られたのが、トップページの好縁墓である。好縁墓は、21世紀の本国寺を牽引する役割を担っている。
祖母、父母が精魂こめたお寺を引継ぎ、発展させなければならない責任の重さを、改めて実感させる報恩法要であった。
そして、徳川家康の「人の一生は重き荷を背負うて、遠き道を行くがごとし、急ぐべからず」の遺訓を、肝に銘じた。
