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  • ohuchi8
  • 2010年8月26日
  • 読了時間: 1分

今夏は記録的な猛暑で、熱中症患者が過去最高となり、猛暑関連商品は好調である。一方株価相場は、円高で冷え切り低調である。円高であれば、国の信用が高まり、良い事のように思えるが、事はそう単純ではなさそうだ。菅首相の頭痛のタネであるが、真価が問われる場面である。


 リーマンショック以来続く、景気の低迷は寺院経済にも影響を及ぼしそうな雲行きである。高額なお布施、葬儀料に対する批判、大手スーパーの葬儀パッケージ料金等、宗教界に対する風当たりも強まっている。

 もともとお布施は、お布施原理で決まり、相場の原形といわれる。昔の村社会では、お寺と檀家の関係が濃密で、お互いの経済状態がわかっていた。あの家ならば、これぐらいのお布施が妥当ではないかと、阿吽(あうん)の呼吸で決まり、それが相場を形成していた。

 都市化が進むにつれ、檀家と疎遠になり相場が崩れ、情報不足も重なり、無節操な高額お布施を生み出す一因になっている。高いか安いかは、当事者同士のモラルに帰するが、お布施は神仏の領域である。強欲な金額を要求すれば、天罰が下り世間から制裁を受ける。


 宗教離れが進む昨今、先人の知恵であるお布施原理の精神を忘れず、より自制し自戒しなければならない。

  • ohuchi8
  • 2010年7月26日
  • 読了時間: 1分

7月17日の、NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で、村井家から貧乏神が出て行く場面があった。それは、昭和40年の事であった。それを見ながら、これは村井家からだけではなく、日本中から出て行ったのだと思った。


 昭和40年代は、高度成長の真っ盛り、日本に貧乏神の居場所はなくなった。それ以来、日本人の意識からこのやっかいな神様の存在は、忘れ去られていたが、 21世紀になると、またどこからともなく舞い戻ってきた。昔の人は、「貧乏神に取り憑かれることほど、恐ろしいことはない」と言っていたが、その恐ろしさを思い知る時代が、再びやって来た。300年前の流行語に、「親苦労する その子楽する 孫乞食する」という言葉がある。元禄バブルがはじけ、将来への不安が充満する世相が生み出した流行語である。当時の人々が抱いた気持ちは、時代を超えて、今の日本人の気持ちにも通じ違和感がない。何とも妙な話である。


 日蓮聖人は、「妙とは蘇生の義也 蘇生と申すはよみがえる義也」と言っている。ご先祖様は、この難局を傍系の八代将軍吉宗を擁立し乗り切り、見事日本をよみがえらせた。来月はお盆、ご先祖様の知恵と力を借り、この猛暑と共に、孫を乞食にする貧乏神を追い出し、今吉宗の出現を祈ろう。

  • ohuchi8
  • 2010年6月25日
  • 読了時間: 2分

6月13日、2003年5月9日に打ち上げられた、小惑星探査機「はやぶさ」が、60億キロの旅を終え、7年ぶりに地球に帰還した。


 数多くのトラブルに見舞われながらの帰還は、失われた20年を経験し、自信喪失気味の日本国民に、大きな勇気と希望を与えてくれた。

 ネットの世界では、「はやぶさ君」の愛称で呼ばれ、あきらめない姿に共感したファンが多く、人気者になっていた。私自身も、この探査機に強い思い入れがあった。それは、「はやぶさ」の打ち上げが、好縁墓の落慶法要2003年5月11日の2日前であった事に起因する。このお墓は、光ファイバーでの動画配信を目的に作られた新しいタイプのお墓で、まだ未知数であった。期待と不安が入交る打ち上げが、好縁墓の行く末を案ずる気持ちと共通していた。

 今回の「はやぶさ」の成功は、あきらめない事の大切さを、改めて教えてくれた。日蓮聖人60年の生涯も、7文字のお題目を弘める、苦難の連続であったが、あきらめない姿は「はやぶさ」60億キロの旅に重なる。そして、日蓮聖人の命日13日に、地球に帰還した事に奇しき因縁を感じる。

 世の中の出来事は、目に見えない糸に操られ、摩訶不思議な現象として現れる。25日の暁天サッカー、日本対デンマーク戦は、マスコミに酷評されながらもあきらめない気持ちが凝縮された、岡田監督会心の試合であった。


 「早起きは三文の徳」のことわざがあるが、3得点はそんな監督への神仏からのプレゼントであったのだろう。「陰徳あれば陽報あり」とは日蓮聖人の言葉である。

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