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克原発

  • 2012年11月30日
  • 読了時間: 2分

11月27日、卒原発を標榜する滋賀県の嘉田由紀子知事が、新党「日本未来の党」の結成を発表した。滋賀県は、関西の水がめ琵琶湖があり、知事自身が環境学者でもあり、他の関西の首長より、この危機を看過出来なかったのだろう。


もし、原発銀座といわれる福井県の14基の原発で大事故が起きれば、琵琶湖の水は飲めなくなり、福島以上の影響が出ることは必至である。そんな危ない原発を、これからどうするのか、来月の総選挙を控え、各党の原発政策が発表された。さすがに原発推進を掲げる政党はないが、主張はばらばらである。原発に明るい未来がないことだけは確かであり、これから10年が勝負である。再生エネルギーの普及、新エネルギーの創出、海洋資源の開発、やるべき事は多岐に亘るが、世界にさきがけて原発ゼロの社会を目指さなければならない。


スキーのジャンプは、逆風が有利になる稀有な競技である。遠くに飛ぶには、踏み切りのタイミングと方向性と空中姿勢が三要素といわれる。逆風にさらされている日本には、大いに参考になる。原発をどうするのか、そのタイミングと方向性と姿勢が、今問われている。脱原発でも卒原発でも、原発問題の根本的な解決にはならない。最終処分の方法と場所が、まだ何も決まっていないからである。これらの諸問題解決するには、まだまだ克服しなければならない課題も多い。


しかし、「鉄は熱いうちに打て」の如く、福島の悲劇を教訓に、克原発へ本腰を入れる時が来た。日本の本気度と底力が試される。

 
 

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