top of page

大相撲

  • 2007年9月1日
  • 読了時間: 1分

 日本のスポーツは、明治以来「型」にはまった従順な選手を養成する事に、重点をおいてきた。その元型である大相撲に、激震が走っている。横綱朝青龍の仮病疑惑から始まった、一連の騒動である。この問題の発端が、相撲ではなくサッカーであったことが、興味深い。サッカーは、型にはまらない意外性が求められるが、相撲は型が重んじられる。そして、横綱の奉納土俵入が行われるように、日本の民族宗教神道と深く結びついている。プロスポーツでありながら、宗教行事である大相撲、この微妙なバランスを取らなければ、今の大相撲は成り立たない。


 プロスポーツは普通シーズンオフがあるが、生き神様である横綱にシーズンオフはない、滅私奉公・昼夜常精進が求められる。横綱在任中は、この難しい役割を演じ続けなければ、大横綱にはなれない。神事としての大相撲を、モンゴルから来た従順でない朝青龍に理解させるのは至難の技である。それにしても、楽しそうにサッカーを興じている映像は、耐える姿に美しさを感じる日本人には、刺激的であった。



 この騒動が、国際化する大相撲改革のゴールになるか、自滅のオウンゴールのなるか、気がかりである。

 
 

最新記事

すべて表示
山上裁判と総選挙

1月21日、奈良地裁で開かれた安倍元首相の銃撃事件の裁判で、山上哲也被告に検察側の求刑通り、無期懲役の判決が言い渡された。弁護側の「宗教が関わった虐待の被害者であるという視点が不可欠だ」という主張は退けられ、検察側の「幼少期に不遇だったことは認めるが、犯行とは無関係」という主張が通り、検察側の全面勝利となった。裁判長は、安倍氏については「落ち度は何ら見渡らない」と総括し、山上被告の都合を優先した銃

 
 
山上被告裁判2

12月18日、安倍晋三元首相が2022年7月8日奈良市で銃撃殺害された事件で、殺人などで罪に問われた山上徹也被告の裁判員裁判が結審し、検察側は無期懲役を求刑した。しかい、弁護側は山上被告が旧統一教会に翻弄された生い立ちや悲惨な境遇を考慮すれば、「最も重くても懲役20年までにとどめるべきだ」と主張した。今回の裁判は、宗教団体の「宗教2世」による元首相の殺害という、戦後史に前例がない事件だけに、量刑が

 
 
山上被告裁判

11月20日、安倍晋三元首相の裁判員裁判第10回公判が開かれ、山上徹也被告への初めての被告人質問が始まった。山上被告は、「私たちは統一教会に家庭を破壊された」そして、「家族の人生が翻弄され、教団への復讐心を強めた」と証言した。11月25日の第2回目の証言では、安倍元首相が旧統一教会の友好団体にビデオメッセージを寄せた事が、引き金になったと述べた。それは、統一教会が社会的に認められてしまうという絶望

 
 
bottom of page