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蒙古襲来

  • 2010年10月27日
  • 読了時間: 2分

9月7日、尖閣諸島で日本の巡視船と中国漁船が衝突し、日中間に領有権をめぐり争いが生じた。


 中国は1970年以来、尖閣諸島の領有権を主張し、日本は黙殺してきたが、今回の出来事は領土拡張を目指す中国の野望を、白日の下に晒した。菅政権の事件処理は、日本外交の歴史的大失態と批判されているが、しかし、歴史を顧みれば、これ以上の危機を日本人は経験している。それは、ちょうど日蓮聖人が活躍した13世紀の鎌倉時代である。

 日蓮聖人は、1260年『立正安国論』を著し、時の権力者北条時頼に上申した。その中の予言「他国侵逼難」(たこくしんぴつのなん)が、後年現実のものとなった。それが、文永の役(1274年)・弘安の役(1281年)である。大帝国、元を建国したフビライ=ハンが、10万の軍勢を率いて、九州に攻めてきたのである。

 この2度の戦争は、当時の日本人にとって想像を絶する国難であり、国存亡の危機であった。しかし、鎌倉武士達が勇猛果敢に戦い、陸地に陣地を築かせず、船に追い返した。これに、暴風雨という幸運が重なり、蒙古軍は海の藻屑となり、日本は守られた。この出来事が、神風・神国思想を醸成する原因となり、先の太平洋戦争を引き起こす一因となった。


 蒙古襲来は、700年前の出来事であるが、今の日本人は、この史実の教訓をしっかり学び、ご先祖の思いを受け継がなければならない。

 
 

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