GoToトラベルキャンペーン
- 2020年7月31日
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7月22日、感染拡大と軌を一にして「GoToトラベルキャンペーン」が始まった。このキャンペーンは、本来8月に予定されていたが、なぜか7月10日に前倒しすることが、突然発表された。6月19日に県をまたぐ移動が全面解除されてから一ヶ月余りで、時期尚早ではないかと思ったが、案の定問題を引き起こした。観光産業の苦境は理解できるが、全面解除されてからの状況を、もう少し見極めてからの方がよかった。そして、旅行客や宿泊施設の従業員にCOCOAの義務化をすれば、このアプリの普及に大いに役立ったのではないだろうか、よいチャンスを逃してしまった。これからの結果を見ないと何とも言えないが、感染爆発が起こらない事を祈る。
この頃、仙台も毎日のように感染者を複数出している。その時々に、感染者の詳細情報の記者会見を行うが、詳細とは名ばかりで肝心の情報がない、ピンボケ記者会見となっている。せめて、所在地と店名と時間帯を公表してもらわないと、警戒のしようがない。食中毒を出せば、所在地と店名と日時は公表され、営業停止となることを考えると、感染者情報もより具体的でなければ、感染防止の役に立たない。仙台市には、もう一歩踏み込んだ情報提供が求められる。
2月から続くコロナとの戦いは、治療薬とワクチンが開発されない限り安心安全とはならないので、一刻も早い開発が待たれる。治療薬の開発には、第Ⅰ相数十人・第2相数百人、そして第3相は数千人の臨床試験が必要である。新薬として世に出るには、第3相が大きな壁となって立ちはだかり、ほとんどの新薬開発はここで頓挫する。日本の年間新薬数は、アメリカについで世界第2位であるが、日本の感染者数では第3相の臨床試験を行うには不十分である、皮肉な事だが、世界一感染者の多いアメリカに期待するほかないだろう。
お釈迦様は、この世は「四苦八苦の娑婆」であると説かれている。東日本大震災の時は、第2波が一番大きかったように、、コロナの第2波に注意しなければならない。「Withコロナ」の時代、私達はこの苦しみと真摯に向き合い、感染防止に務めなければならない。