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ワールドカップ

  • 2022年11月30日
  • 読了時間: 2分

11月20日、日韓大会から20年、第22回ワールドカップがイスラム中東の国カタールで始まった。ワールドカップは、通常夏開催であるが暑すぎるということで、異例の冬大会となった。カタールは、秋田県ほどの面積で人口270万の小国で、開催は難しいと思われていたが、12年前2010年のFIFA理事会で、最有力のアメリカを破って開催地となった。この経緯は謎であるが、大会終了後に東京五輪のような不正がなかったのか、検証が必要である。そして、この大会のために多くの外国人労働者が亡くなったことも、忘れてはならない。

 11月23日、日本は初戦ドイツとの戦いに2-1で勝利し、日本中が歓喜に包まれた。この試合は、森保監督の采配がズバリ的中し、戦前の予想を覆す番狂わせで、世界中を驚かせた。27日のコスタリカ戦も、その勢いで行けると思ったが、「柳の下にいつも泥鰌は居ない」の格言のとうり0-1敗れ、日本中を落胆させた。ドイツ戦が最高の逆転勝利だっただけに、コスタリカ戦の敗戦はワールドカップの厳しさを、思い知らされる結果となった。  

 11月28日のスペイン対ドイツが引き分けに終わったので、E組4チームにGL突破の可能性が残され、ややこしいことになってしまった。日本は12月2日のスペイン戦に勝利すれば、文句なしにGL突破できるが、敗れれば即敗退となる。しかし、引き分ければ首の皮一枚で可能性が残り、やきもきさせられることになる。スペイン戦は、同時刻に行われるドイツ対コスタリカの試合を横目で見ながらの、難しい戦いとなる。4チームにとって、GL突破と敗退をかけた大一番となる。結果は、神のみぞ知るである。

 今回のワールドカップは、思わぬ所に飛び火した。それは、中国人民対習近平の「ゼロコロナ政策」を巡る戦いである。中国人民は、マスクを付けず熱狂し大声で応援する各国のサポーターの映像に触発され、これまでの「ゼロコロナ政策」に反対するデモを全土で繰り広げた。中国のテレビ局は、その影響を考え、観客席の映像を流さない対策をとった。ワールドカップは、「かごの鳥」状態で厳しい行動制限を余儀なくされ、国内に閉じ込められた人民ののフラストレーションに火を付けた。中国政府が、なぜこれほどまでに実現不可能な「ゼロコロナ政策」にこだわるのか、不思議でならない。

 改めて、ワールドカップの影響力の大きさを認識させる出来事であった。

 
 

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