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反日の副作用

  • 2014年3月31日
  • 読了時間: 2分

3月23日、韓国の朴槿恵大統領は、中国の習近平国家主席とオランダのハーグで会談し、安重根の記念館を中国のハルビンに建立した事を、高く評価した。安重根は朝鮮独立運動家で、1909年日本初代首相・初代韓国統監伊藤博文を暗殺した犯罪者で、今では韓国の英雄になっている。日本の歴史認識からすればテロリストで、その人物の記念館を中国に作る事が、どんな副作用を日本にもたらすのか、思慮深さが求められる。


 従軍慰安婦問題、領土問題等で、日本には何をやっても、何を言っても、許されるという雰囲気は異常である。このような状況が続けば、日本の反発を呼び右傾化を助長するだけで、将来によい結果をもたらすとは、とうてい思えない。ドイツの政治学者マックス・ウエーバーは、「政治家にとって大切なのは、将来と将来に対する責任である」と述べ、解決不可能な過去の責任問題の追求に明け暮れる事の愚を、説いている。韓国と中国の政治家は、マックス・ウエーバーとは逆に、将来と将来に対する責任を果たす為には、解決不可能な過去の責任追及に明け暮れる事が、大切だと思っているようだ。どちらが正しいのかは、歴史に待つよりほかにない。


 今、書店に行くと嫌韓本・嫌中本がたくさん並んでいる。出版社は、売れるから出版しているのだろうが、この現状は反日の副作用症状ともいえる。今まで日本人は、韓国・中国が豊かになれば、反日も収まるだろうと考えていたが、結果は逆でより激しくなっている。彼らは、国内の矛盾を逸らすのに、反日が便利で効果的、つまりよく効く薬だと考えたのだろうが、「よく効く薬は、副作用もきつい」といわれるように、副作用は付き物である。


 韓国と中国が、世界中で反日を行えば、結局、反韓・反中として自らに跳ね返る事を、忘れてはならない。仏教では、「呪詛をかけたり、毒薬を飲ませて、害を及ぼそうとすれば、かえって自らにその害が及ぶ」と、教えている。

 
 

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