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宗教と政治

  • 2018年9月30日
  • 読了時間: 2分

9月20日,秋の彼岸の入り日、自民党総裁選挙が行われ、安倍総理がダブルスコアで、石破元幹事長を破り、連続3選を決めた。自民党総裁の任期は3年で、3選までとする党規約があるので、アクシデントがなければ9年間の長期政権となり、歴代トップの桂太郎を抜き、最長政権となる。任期3年・3選・9年までとする規約は、結婚式の三々九度のように、先祖崇拝の国には絶妙だと思っている。

なぜなら、3は先祖崇拝を象徴する数字で、先祖の祭祀を継承していくためには、父・母・子供一人の3人が必要である。キリスト教等の一神教は、唯一神が絶対なので1から始まるが、日本の宗教の元となる先祖崇拝は3から始まる。そこに、日本人が「1」より「3」が好き、王より長嶋が好きだった理由ではないかと、秘かに思っていた。お寺で、お線香は1本でいいよといっても、3本あげたがる人が多いように、3は日本人には馴染むようである。

それでは、9という数字は何を意味するかといえば、9は黄金数といわれ、これ以上の数字はなく、後は0~9の組み合わせできりがなくなる。そこに、先祖の年回法要の第33回忌を、「弔い挙げ」といわれる理由があると思われる。亡くなってから49日忌までを中陰法要といい、100ケ日忌・1周忌・第3回忌・第7回忌・第13回忌・第17回忌・第23回忌・第27回忌・第33回忌と計9回の年回法要となる。つまり、ご先祖の年回法要を9回すれば、ご先祖に対し最高の礼を尽くしたことにしたのだろう。

お隣の朝鮮には、5代前つまり100年以上前までのご先祖の祭祀を、毎年祥月命日に行う慣習があり、それを皮肉って「先祖崇拝をしすぎて国が滅んだ」ということわざがある。先祖を敬うことは良いことだが、やり過ぎれば弊害となることを教えている。日本は、朝鮮を反面教師として、第33回忌をもって区切りにしたのだろう。韓国が、歴史(過去)問題にこだわり過ぎる一因に、宗教(j儒教)があることを忘れてはならない。

仏教には、「少欲知足」という教えがあり、何事にも欲張りし過ぎることを、諫めている。

 
 

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