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怪物 逸ノ城

  • 2014年10月31日
  • 読了時間: 2分

10月27日、日本相撲協会は、新番付を発表し、新入幕で13勝2敗の好成績をおさめた逸ノ城が新関脇となり、西関脇に座った。新入幕翌場所の新関脇昇進は、大相撲百年の歴史で初めての快挙である。大横綱白鵬と比較すると、身長は同じ192センチであるが、体重は199キロで、白鵬より40キロ重い、巨漢力士である。力士の理想体重は、一般人の理想体重の2倍といわれる、それで計算すると、白鵬は理想体重であるが、逸ノ城はかなりの体重オーバーである。


過去、巨漢力士といわれた小錦・山本山は、一般人の理想体重の3倍を超えて、引退した。体重が増えすぎると、どうしてもケガが多くなり、治りも遅くなる。逸ノ城の死角は、体重のコントロールにあると思っている。大横綱を目指すのなら、これ以上体重を増やさないことが、絶対条件である。所属する湊部屋の「おかみさん」が、お医者さんということもあり、体調管理のプロなのは心強い。今、逸ノ城は「怪物」と持て囃されているが、本物の怪物になるには、まだまだ幾多のハードルが待ち受けている。しかし、将来の大相撲を担う逸材であることには、違いない。



それにしても、横綱はモンゴル出身力士ばかりで、日本人力士の台頭が待たれる。その筆頭は遠藤であるが、先場所の相撲みれば、心もとない。実力より人気が先行してしまい、潰されないか心配である。大相撲をもっと盛り上げるには、どうしても日本人横綱の誕生が必要である。相撲協会をはじめ、各部屋の親方達の奮闘を、期待したい。



大相撲をみていると、面白い事に気付く。客の入りが、世の中の景気に連動する。アベノミクスが始まった頃から、徐々に客が増え始めた。この頃は、大入満員の日が多くなり、景気の回復を感じさせる館内である。これからも逸ノ城の快進撃が続くのか、日本経済の行方と共に注目である。

 
 

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