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日本シリーズ

  • 2013年11月5日
  • 読了時間: 2分

11月3日、楽天が4勝3敗の成績で、星野監督の思惑どうり、日本シリーズを制した。則本で始まり、美馬の活躍、田中で終わった、手に汗握る激闘の7試合であった。本当に疲れる9日間であったが、最後に笑うことができ、最高の日本シリーズであった。筋書きのないドラマとよく言うが、第6戦で無敗の田中が敗れることによって、第7戦はしびれる最終戦となった。田中の弔い合戦となった最終戦は、田中の魂を美馬と則本が受継ぎ田中が締めて、終わってみれば楽天の完勝であった。このドラマを演出した星野監督には、拍手を送りたい。


2011年、楽天監督に星野監督が就任した時、仙一という珍しい名前に仙台との縁を感じたが、このような舞台が用意されているとは、夢にも思わなかった。そして、仙一が「仙台で日本一」を意味していたとは、お釈迦様もびっくりである。今回の日本シリーズ制覇には、野村元監督が育てた、田中と嶋の存在が大きかった。入団1年目から知るものにとって、順調に育ち球界を代表するピッチャーとキャッチャーになった両選手には、感慨深いものがある。


野村監督は、よく野球はピッチャーが7割、そしてエースとキャッチャーと言っていたが、今シリーズを振り返ると、まさにその通りになった。勝敗を分けたのは、大黒柱の田中・新人の則本・伏兵の美馬の頑張り、そして嶋の頭脳的リードが、勝利を呼び込んだ。特に、田中のシーズン24勝0敗の大記録が、巨人に与えたプレッシャーが大きかったと思っている。田中攻略に全精力を傾注した結果、則本・美馬に対する対策が甘くなってしまった。それが、第7戦の3対0のスコアーに象徴的にあらわれた。


巨人は、第6戦の田中で精力を使い果たし、第7戦は集中力が切れてしまった。あのKスタの異様な雰囲気の中で、2試合続けて集中力を持続させるのは、至難の技である。いくら強力打線の巨人といえども、最後は力尽きた。これで田中は、「マー君 神の子 不思議な子」の言霊の如く、伝説の投手となり、末永くこの日本シリーズと共に、語り継がれる事になるだろう。

 
 

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