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最後のバッター

  • 2012年10月29日
  • 読了時間: 2分

10月25日、石原都知事が辞任し、新党を結成して国政復帰することを発表した。石原都知事は、アメリカで尖閣諸島の購入を宣言し、寄付金を募り購入寸前までいったが、9月国によって国有化されてしまった。国有化後、中国でこれに反対する大規模な暴動が起き、今日に至っているが、これからの石原都知事に注目である。どのように中国を攻略するのか興味深い。                                      


日本シリーズが始まった野球に例えると、これまでの日本の攻め方は、アウトコース一辺倒(毛沢東の論文から入った語)であった。今度は、インコースで勝負する老獪なベテランピッチャーの登場で、中国のバッターと様々な駆け引きができるだろう。アウトコースばかり攻めていたのでは、敬遠(孔子の論語から入った語)するようなもので、勝負にならない。インコースを攻めてこそ、勝負の醍醐味が味わえる。


巨人になったのにもかかわらず、中華思想丸出しで世界の秩序に挑戦する振る舞いが続けば、19世紀の帝国主義が跋扈した時代に逆戻りである。中国自身には、反省という言葉がなく、専ら他国にのみ使われるようである。反省なき中国は、やがて世界の孤児となるか、自壊する。磐石と思われたソビエト社会主義共和国連邦は、73年であっけなく消滅した。中華人民共和国が建国されてから、今年で63年である。改革に残された時間は余りない。


早急に、格差是正と政治の民主化を進めなければ、次期国家主席習近平が、最後のバッターになるだろう。世界第2位の経済大国で、選挙が行われないのは、いかにも不自然である。

 
 

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