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楽天あの時

  • 2009年10月26日
  • 読了時間: 1分

10月16日、CS第1ステージソフトバンク初戦は、11対4で楽天が快勝した。


 試合終了後、すぐにタクシーに乗り帰ろうとしたら、選手通用口から1台の車が出てきた。まだ試合が終わったばかりなのに、誰だろうと見たら、青白い顔をした福盛投手だった。こんなに早く帰るとは、何があったのか、妙に心に引っ掛かった。その後、インターネットで調べたが、分からずじまいだった。その原因が分かったのは、22日第2ステージ初戦、楽天逆転サヨナラ負けの記事であった。そこには、1週間前に福盛が40度の高熱を出した事、そして、その事が野村監督に知らされていなかったと記されていた。

 それにしても、プロの世界は厳しい、体調万全でなければ通用しない現実を思い知った。同時に、大一番の試合で抑え投手の体調が、監督に伝わらなかった組織の機能不全には疑問符が付く。第2ステージのキーマンは間違いなく、福盛であった事は確かである。ちょっとしたミスが、傷口を大きくする典型であったといえる。


 われわれが祈願する時、大難は小難、小難は無難と祈るが、楽天のあの時は、大難は小難と思ったが、小難ではなく災難であった。楽天ファンにとって、終戦へのプロローグとしては最悪であった。

 
 

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