top of page

見込み違い

  • 2020年9月30日
  • 読了時間: 2分

9月29日、当山が予定していた、お会式と山門落慶式の中止決定を知らせるハガキを郵送した。4月に国の非常事態宣言を受け、春祭りと山門落慶式を中止にしたが、今回は、宮城県の感染拡大の影響を考え中止にした。秋になれば少しは収束すると考えていたが、コロナウイルスに対する認識が甘かったことを、反省している。世の中には、様々な見込み違いが起きるが、コロナウイルスに対する予測もその内の一つである。

今、世界を見渡せば感染者が蔓延し、アメリカでは感染者が200万人を超え、死者も20万人に達し世界一となっている。この現状にトランプ大統領は、「中国ウイルス」と呼び中国を激しく非難しているが、後の祭りである。最初は、中国由来のコロナウイルスを甘く見ていたトランプ大統領も、まさかこんなことになるとは思いもよらなかっただろう。今回は「中国ウイルス」にやられたが、アメリカは過去にも中国に対する見込み違いを犯している。

それは、1972年のニクソン大統領の初めての中国訪問に始まる。当時中国は、人口13億人の貧しい国であったが、その巨大市場は魅力的であった。中国が豊かになり市場が大きく育てば、アメリカに莫大な利益をもたらし、共産党独裁の国から民主的な国家になるだろうとの、期待があった。しかしながら、この期待は裏切られ、今ではアメリカと覇権を争う超大国となり、共産党独裁はよりひどくなってしまった。アメリカは大変な見込み違いをしてしまった。

これと同じような過ちをしたのが日本である。韓国を豊かにすれば大人の国になり、反日も収まるだろうと考え、様々な支援を行ってきたが、結果は裏目に出た。自信をつけた韓国は、慰安婦や徴用工問題で日韓合意を否定すようになり、より反日的な国家になってしまった。朝鮮のことわざ「受けた恩は水に流せ 受けた恨みは石に刻め」の如く、ことわざ通りになってしまった。

日米両国は、同じ間違いを犯したが、これからどのような対韓政策・対中政策を行うのか興味深い。見込み違いの代償は大きかった。

 
 

最新記事

すべて表示
山上裁判と総選挙

1月21日、奈良地裁で開かれた安倍元首相の銃撃事件の裁判で、山上哲也被告に検察側の求刑通り、無期懲役の判決が言い渡された。弁護側の「宗教が関わった虐待の被害者であるという視点が不可欠だ」という主張は退けられ、検察側の「幼少期に不遇だったことは認めるが、犯行とは無関係」という主張が通り、検察側の全面勝利となった。裁判長は、安倍氏については「落ち度は何ら見渡らない」と総括し、山上被告の都合を優先した銃

 
 
山上被告裁判2

12月18日、安倍晋三元首相が2022年7月8日奈良市で銃撃殺害された事件で、殺人などで罪に問われた山上徹也被告の裁判員裁判が結審し、検察側は無期懲役を求刑した。しかい、弁護側は山上被告が旧統一教会に翻弄された生い立ちや悲惨な境遇を考慮すれば、「最も重くても懲役20年までにとどめるべきだ」と主張した。今回の裁判は、宗教団体の「宗教2世」による元首相の殺害という、戦後史に前例がない事件だけに、量刑が

 
 
山上被告裁判

11月20日、安倍晋三元首相の裁判員裁判第10回公判が開かれ、山上徹也被告への初めての被告人質問が始まった。山上被告は、「私たちは統一教会に家庭を破壊された」そして、「家族の人生が翻弄され、教団への復讐心を強めた」と証言した。11月25日の第2回目の証言では、安倍元首相が旧統一教会の友好団体にビデオメッセージを寄せた事が、引き金になったと述べた。それは、統一教会が社会的に認められてしまうという絶望

 
 
bottom of page