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不運と幸運

2021年10月31日
読了時間: 2分

10月27日、ロッテが楽天に敗れたため、オリックスが「がんばろうKOBE」を掲げた1996年以来、25年ぶりの優勝を決めた。昨シーズン両リーグ最下位チームがそろって優勝したのは、史上初である。オリックスの優勝は、18勝5敗の山本投手と13勝4敗の宮城投手の活躍がなければ、不可能だった。二人で貯金22は、8年前の楽天田中投手の24勝0敗、貯金24にはおよばないものの、この成績は予想外でうれしい誤算であった。

 一方、優勝をのがした楽天は、大リーグから帰ってきた田中を筆頭に豪華な投手陣で、期待どうりに活躍すれば、優勝をねらえる陣容であった。しかし、その中の一番の誤算は田中の4勝9敗で、優勝請負人にはなれなかった。それにしても、田中が投げる時はなぜか点が取れず、押さえても勝ちがつかないという「不運」が続き、正直言葉がなかった。田中は、8年前の24勝0敗で「運」を使い果たしたのかと、ふと思ったりもした。「運」とは、「人知では計り知れない身の上の成り行き」と言われるが、この「運」取り戻すためには何をすればよいのか、悩ましい問題である。

 今年、大リーグで大活躍する大谷翔平は、よくゴミを拾うことで有名である。なぜゴミを拾うのかといえば、他人の落としたゴミを拾うことによって、その人の「運」を頂くのだと説明していた。二刀流で大谷が残した前人未到の記録は、日々行ってきたゴミを拾いが「幸運」をもたらしたのだろうか、それにしても今シーズンの大谷は神懸っていた。日本人選手が、ベーブルース以来の二刀流で大活躍するとは、誰が予想できただろうか、「事実はマンガよりも奇なり」である。

 岩手県からは、近年なぜか大谷翔平・菊池雄星・佐々木朗希と怪物が次々とあらわれる。確か、総理大臣も山口県の8人に次いで、岩手県は5人の総理大臣を輩出している。かつて日本のチベットと言われた岩手県、これからは怪物が生まれる岩手県と言われるだろう。

 
 

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